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2025-05-16
リリース
NIReCが支援した論文が公開されました(精神保健看護学分野/NIReC 塩澤拓亮特任助教)
精神保健看護学分野/NIReC(兼任)の塩澤拓亮特任助教が筆頭著者である論文「Development of priority outcome domains for community mental health research via consensus among multiple stakeholders: Online Delphi study in Japan」がInternational Journal of Mental Health Nursingに掲載されました。
この研究は、地域精神保健研究で何を「成果(アウトカム)」とするか?という問いに、精神疾患当事者をはじめとする多様な関係者との協働によるデルファイ調査を実施しました。調査の結果、「人とのつながり」や「自己実現」など24のアウトカム領域が重要であるとの合意形成がなされました。この研究はPPIを効果的に取り入れた研究として意義深く、地域精神保健研究の今後の方向性を示す先駆的な取り組みとして活用されることが期待されます。
本論文は以下のリンクより閲覧が可能です。
DOI:https://doi.org/10.1111/inm.70049
また、本研究は東京科学大学、国立精神・神経医療研究センターからプレスリリースされています。
東京科学大学 Science Tokyoニュース:https://www.isct.ac.jp/ja/news/kdsl50i8ewbc
国立精神・神経医療研究センター :https://www.ncnp.go.jp/topics/detail.php?@uid=kWISRk85TDpuE1gz
