Department 部門紹介
臨床研究循環部門
臨床研究循環部門は、より質の高い医療や看護の実現および患者や医療従事者等のウェルビーイングを実現していく上で、臨床看護師、看護教育・研究者にとって有益な様々な取り組みを展開します。特に、両者にとっての学習機会の創出と両者の協働にもとづく研究からの知見の創出を通じて、看護の臨床と研究の循環を促進し、看護分野全体の発展に寄与することを通じて、最終目標として、人々の健康と幸福に繋がるような未来創成に貢献してまいります。
具体的な取り組み内容は以下のとおりです。
研究の推進と知識の創出 | 新しい看護手法や医療技術やシステムの開発 |
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学際的なアプローチを用いた研究プロジェクトの展開 | |
臨床実践への応用・エビデンスベースドプラクティスの促進 | 研究成果を臨床現場に反映、研究に基づいた実践の推進 |
看護や医療の分野での最新の知識やベストプラクティスの普及 | |
エビデンスベースドプラクティスの普及と支援 | |
セミナーやイベントの開催 | 看護の最新の研究成果や臨床のベストプラクティスに関する様々な研修等 |
知識の深化とスキルの向上を促進するワークショップや講演等 | |
国際的な連携、情報発信 | 国内外の他のリサーチセンターや機関との連携 |
学習機会を広げる一環としての海外視察 | |
研究成果の国内外への発信 | |
研究者と臨床看護師との交流促進 |
・看護の学問的・技術的発展を目指し、研究の活性化に留まらない新たな技術やアプローチの開発を目指します。また、開発した技術や知見を臨床実践に組み入れて検証しながら更なる知見を得るという、エビデンスベースドプラクティスの促進と臨床と研究の循環の活性化に寄与します。
・研究活動に限らず、本部門では看護師のスキルアップやキャリア形成のために学習機会を多く提供すべく、定期的なセミナーやイベントを開催いたします。加えて、先進的な医療機関やリサーチセンターを訪れ、異なる文化やアプローチを学び取ることで、国際的な視野を広げ、新たなアイデアや技術を取り入れる。そういった活動を通じてグローバルな視点から見た看護の発展に寄与しています。
・研究結果の発信と共有も大切な要素です。学術論文の執筆や国内外の学会での発表を通じて、我がセンターが得た知見を広く共有し、他の研究者や看護師たちとの交流を促進していきます。